2月28日日曜日
今日は、2月最後の日ですね。この前まで、しぐれちゃんの子分長男くんは、いつもゴロゴロしてたのに、この頃たまにしか見かけません。
思えば、去年、この前大学の合格通知をもらった次男が、高校の卒業式を待たずに東京の今の家に一人で転がり込んできたのが2月5日のことでした。前、住んでいた東北地方の家から。その頃から、コロナのニュースが世の中にモヤをかけ始めていたような感じがありましたが、既に一年。世の中の人たちの心模様はどんな風に変わってきてるのでしょうか。
元々、しぐれちゃんのお母ちゃん一家は、今の家に来る前は、東北地方の、わんこそば、宮沢賢治などが有名な県に住んでいました。今の家からお父ちゃんの転勤で引っ越して1４年間は。そして、いずれはこの家に戻る予定でいたのですが、長男くんも次男くんも大学生になる前に見事にひとりずつ浪人生活を送りました。二人とも、とてもマイペースな男です。ですが、大学という所はそんな二人に試練を与えてくれました。
次男くんが高校を卒業前だと言うのに、お父ちゃんは転勤で東京の本社に戻ることになり、高3生の大学入試時期、本来なら落ち着かない時期に（お母ちゃん：長男くん）（お父ちゃん：次男くん）と二手に分かれて生活してた我が家が、今の家で合併することになりました。
春休みに入っていた大学一年生だった長男くんとお母ちゃん。お父ちゃんと三人でわんこそば県に引っ越しの荷物をまとめに帰り、三人で引っ越し作業をし、その後引っ越屋さんに託しました。引っ越し帰宅の最後の５日目には、長男くんが行きたいと言った公園に行きました。冬には白鳥が飛来する池のある公園です。この公園は長男くんが幼稚園の頃に、幼稚園のお昼にお弁当を持ってお散歩によく行った公園でした。春には桜が池の周りに咲き、白鳥ボートにも乗れたりして観光客でいっぱいになります。初めてこの土地に来た時も、一番最初にこの公園に来て、三人で白鳥を見て感動していました。雪が積もった冬場、凍った池に白鳥がいる風景を見るのは初めてでした。
食パンを買って、長男くんとお母ちゃんは、最後のパンの餌やりをしに池へ行きました。あの日よりもだいぶ暖かい日で、他にも餌やりをしに来る人たちがチラホラ見えました。
そして、今日も長男くん、長い春休み、眠りから目覚めさせられた亀のように…。いや亀がうさぎになり、ラーメンの食べ歩きをする資金を稼ぐために、アルバイトに電車を二時間乗り継いで出かけて行きました。そういえば長男くん、うさぎ年の男でした🐰
