昨日のブログで予告させて頂いた、しぐれちゃんのお父ちゃん金毘羅山詣りの話です。で、下の写真は、出張で香川県に行ってきたお父ちゃんが買って来た『こんぴら狗開運みくじ』です。こんぴら狗(いぬ)というのは、明治以前、江戸及び関東地方では庶民が旅をすることが禁じられていたので、代わりに旅慣れた人が代理で参拝することがあったそうです。ですが、代理で参拝したのは人だけではなく犬も参拝したというのがこんぴら狗なのです。「こんぴら参り」と記した木札、初穂料、道中の食費が入った袋を首にかけて代理の参拝をさせたのです。
犬は、旅人から旅人へと連れられて、街道筋の人々に世話をされて、目的地の金比羅宮にたどり着いたのです。今の交通網が発達した世の中では考えつくこともないことですが、昔の人々の信心深さとお互い様の気持ちが街道筋のどこの人にもあったんだなぁ。。。と羨ましいように思いました。
備前岡山の「長栄講」により天保15年(1844年)に奉納された備前焼の狛犬。見てはいませんが、備前焼の狛犬さんとは。。。金毘羅宮が如何に人々に愛されてきたかということが分かります。
金毘羅山といえば、御本宮に続く長い階段が有名です。この大門で365段。
大門を過ぎると、傘を立てて何かを売る出店があるそうです。「加美代飴」というべっ甲飴のような飴です。5軒の飴屋(五人百姓という)のみが境内で販売を許可されてるそうです。
785段登って御本宮に到着したと。。。お詣りをして、更に上に向かい奥社に歩いたとのこと。
さらに進んで白峰神社、奥社(巌魂神社)まで歩くと1368段。白峰神社までは写真が撮れたのですが、後に続く階段がきつくて奥社の写真を撮る余裕が無かったとのこと…。
本当は、奥社で売られているこのお守りが欲しかったらしいが、神主さんがご祈祷中で、買うことが出来なかったそうです。また今度お詣りしたら買いたい。と(;・∀・) 御祭神のオオヤマズミノミコト、天狗がお守りに描かれています。
東京に帰る移動日に、レンタカーで行った金毘羅宮。急いで帰りの飛行機に乗る時間に間に合うように行って帰ってきたそうですが…今度はゆっくりお詣りしたいとお父ちゃん。そこかしこに看板があったお灸の形のお饅頭、灸まんをお土産に買ってきました。
~今日も読んで頂きありがとうございました。明日もいい日でありますように✨
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