現在ロードショー中の”すずめの戸締り”を観てきました。よく観ている神社チャンネルで余りにも絶賛してるので、一度観た方がいいかな…と思い、久々の映画鑑賞でした。映画の中で、祝詞を唱えるシーンが出て来たり、神道では馴染みのある言葉が出てくるので…なるほど!なのでした。
新海誠監督の映画は、もう随分前になってしまいましたが、”君の名は”を以前映画館で観ました。それなりに良かったのですが、残念ながら世代的ギャップを感じ感情移入し切れないものがありました。今回の”すずめ…”は、同じ女子高生が主役の映画で、”君の名は”も壮大なスケール感のある映画でしたが、あれ以上に壮大なスケールとスピード感のある冒険ファンタジー映画、といった感じで、お母ちゃんの歳でも、なんでかめっちゃ感動して気が付くとウルウルしていました。
後半の、準主役の草太が要石(かなめいし)という石にされてしまい、彼を助ける為に主人公・鈴芽が奮闘し始めてからは、ハラハラしっ放しでした。
このブログで映画の話はお初なのですが、そもそも映画自体をこの所観ていなかったので、改めてYoutube動画やら動物インスタとかの短い時間に表現される映像にはないメッセージを持った映画を観に行き、心に刺さるものを感じました。
あまり詳しく言うとネタバレになりそうなので感想だけを書きたいと思いますが、特に、世の中の移り変わりの早い現代で、使われなくなった物や建物に残る『念を鎮める』ことが映画のストーリーの柱になるのですが、そんな世の中の加速化する世界に住む私たち人間の心の中で、人や物事との関係を悔いることなく構築したり消化しているか、日々を一生懸命生きているか、など問いかけるメッセージが沢山込められた映画だったと思います。
そして、一言で言うと、勇気。
やるの?やらないの?
時間が無い中で、迫られた時に決めて動き出す登場人物の人々。これって、正に今の時代、これから先に起こりそうな事に対して、自分達が取らなければいけない動きじゃないか?と思ったりしました。
念を鎮める為に各地を周り、自分の過酷な役目を果たしていく草太に付いていくことを決めた鈴芽が叔母さんとの家を飛び出すと、その母親代わりの叔母さんが連れ戻そうと鈴芽を追いかける。また、草太の方も親友が連れ戻そうと追いかける。。。関わる人らが皆、登場人物に熱く親身に関わっていくことで、物語は念を鎮める為の動きに繋がっていきます。
スマホやゲームが普及し、567でよりリアルな繋がりが薄くなった現代。こんな現代だからこそ、日々関わる人との関係を少しでも良くすることが世の中を明るくする、引いては世界が良くなることに繋がるかもしれない…と思うしぐれのお母ちゃんでした。。。
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