3日にお詣りした東京都多摩市の小野神社に祀られているご祭神。
主祭神は、天下春命(あめのしたはるのみこと)と昨日のブログにあげましたが、瀬織津姫(この神社では“瀬織津比咩”ノ大神=せおりつひめのおおかみ)もご祭神とあります。
神様のことについて、御朱印巡りが好きな方が増えてるように、最近では、神社通、神様通の方が沢山いると思う中で、しぐれのお母ちゃんの知識などは足元にも及びませんが、ちょっとだけ小耳に挟む程度にご紹介します(;^ω^)
瀬織津姫は、一般的に謎が多いと言われているらしく、神様の名前が沢山出て来る古事記や日本書紀にも登場しないのですが、神道での祭祀の中で今でも唱えられる大祓祝詞(おおはらいのりと)の中に登場します。
大祓祝詞は、ざっくり言うと、天上界の神様が日本の国を安寧で平和な国として委託したのですが、長い年月の間に騒乱があったり、過ちを犯すものがある。が、この祝詞を奏上することで、神々があらゆる罪穢れを大自然の川や海、海底、地中の中まで流し、吹き飛ばすなど神々の計らいで、神々や人々の一切の罪穢れを祓い清めるというストーリーです。
大祓祝詞(おおはらいのりと)の中の瀬織津姫は、人々の罪穢れが現れてきたときに、祓いの祝詞を唱えると、天の神がお聞きくださり、神々が自然の力を使い?罪を祓い清めていきます。途中、山から谷を下って急流の瀬にいる瀬織津姫がそれを大海原へ運んでいく…という役割をされます。その後も、他の神々が、大海原に来た罪穢れを飲み込んで海の底に沈める神様、それをまた浄化して吹き出す神様。それを地の底やどこかしら払い散らしてくれる神様のおかげですべて消滅してくださります。
そして、あらゆる罪穢れを全て消し去って無くなると、祓い清めていただくことを天の神国の神、全ての神々がお聞きくださり、その為のお力を与えてくださるようお祈りします。。。という内容です。
ということで、瀬織津姫は川の瀬にいる水の神様で、全ての罪穢れを洗い流すことができる神様だそうです。なぜ小野神社で瀬織津姫が祀られてるのか、そこまでは調べられなかったのですが、多摩川が近いのでそういう理由があるのかもしれません。
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