今日は1月11日。うっかり松の内が終わる7日にしめ飾りを取り忘れていて、月曜日に下げて思い出した今日の鏡開き。
昔から、鏡開きのお餅を入れたぜんざい(お汁粉)を頂くのが楽しみだったので、この日を忘れるわけにはいきません(;^ω^)
最近は、サトウの鏡餅とか越後製菓、アイリスオーヤマのお鏡(このメーカーは家電から家具やら何でも売ってる!)とか、パックの鏡餅が売られているので、後々の手軽さから年末に買って飾っています。
しぐれのお母ちゃんが子供だった頃、自宅に“電気餅つき機”があり、3年ほど使いお正月のお鏡や関西なので丸餅を作った記憶があります。もち米でお鏡を作って飾ると、松の内が終わるまでにはカビが生えてきています。
暖房器具がほぼ完備され、気密性が高い暖かい家では、お餅と三宝の間、お鏡の上の餅と下の餅の接着面が必ずといっていいほどカビが生えます。。。
確か一昨年は、うちもお餅が出来るパン焼き機があるので、それで鏡餅を作ってお供えしてみてたのです。
そんな、年明けから悲しい事態を解消するために食品メーカーさんが考えてくれたパック鏡餅。その昔は、プラスチックのパックの中にびっしり生餅が真空になって入ってたような記憶もありますが、今は、切り餅がその中に鏡餅の大きさに合わせ1こ~数個入って、更に鏡開きがしやすくなりました。
というのも、鏡開きの日にやってはいけないことがある、というのがしきたりなので、そんな工夫がされるようになったのですね。そもそも鏡餅は、その家に来る年神様へのお供え物。お鏡を開くことで年神様の力が宿った鏡餅を頂き、一年の無病息災を願うという意味があります。
◎鏡開きのやり方
【その一】鏡餅は必ず食べる。
【その二】包丁など刃物で餅を切らず、手や槌などで開く(縁起をかついで)
【その三】「割る」ではなく「開く」という。(縁起をかついで)
【その四】小さなかけらも残さず食べる
メーカーさんもそんな日本古来のしきたりに準じて考えられたものを作ってくれてるのですね。簡素化しちゃって…と思ったりしますが、手軽に鏡開きをし易くしてくれるのはありがたいですね(*^-^*)
で、作ったぜんざい。
入れたお餅はこれ。
お餅にはすでに切り込みが入ってて、大きいと食べにくい子供やお年寄りにも安全に食べやすい配慮がされたお餅が入っていて、更に驚きました。買ってくれる客さんに優しい配慮です。なにしろ、鏡開きには餅を切ってはいけないけど、すでに切り込みが元から入ってるので、餅は割るだけでOKです。
~今日も読んで頂きありがとうございました。明日もいい日でありますように✨
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