昨日、小麦のことをあげたブログ主ですが、今日のランチに、駅前のネパールレストランへ行き、カレーとナンを注文。ナンといえば小麦で出来ています。そしてナンをお代わり注文!したしぐれのお母ちゃんです(;^ω^)
ですが、ナンをお代わりした今日の午後は、食べ過ぎたせいというのもあるのでしょうが、どうも体が怠くてグッタリ感が残りました(-_-;) 小麦のエクソルフィンってのでしょうか?どっちにしても食べ過ぎはいけませんね(;´・ω・)
で、昨日のつづきです。
現代の小麦は、病原菌への耐性、日照りなど天候への耐性、収穫量の増加のために品種改良によって作られたもので、そのおかげで小麦の収穫量は100年前の10倍になっています。人工的な品種改良で、2万5000種を超える品種が存在するようになりました。現在世界中に供給されている人工的に品種改良された小麦は、大半が国際トウモロコシ・コムギ改良センター(IMWIC)で開発された品種の子孫です。メキシコにあるIMWICは、1943年、ロックフェラー財団とメキシコ政府の協力のもと、農業研究プログラムが開始されました。それは、世界的飢餓の削減という目標を掲げ、とうもろこし、大豆、小麦の生産量を上げる『緑の革命』と言われました。
IMWICの研究により、大量の液体窒素を与え小麦の先端に巨大な種子が実ることが分かったのですが、先端部が重いので茎が折れて収穫が望めませんでした。そこで、草丈が1/2程度以下の矮性小麦を開発成功したものが、現在、世界中で流通されている品種になっています。
この小麦は、動物実験は人体への影響の検証なしで市場に流通しました。ですが、交配する元の品種のたんぱく質と新品種のたんぱく質は違いがあり、特に、小麦グルテンは、交配により構造が大幅に変化します。
ある交配実験では、2つの元の品種には存在しない14種もの新しいたんぱく質グルテンが新品種に見つかりました。このハイブリッド小麦は、セリアック病(=グルテンに対し異常な免疫反応が起こることで自分の小腸粘膜を攻撃してしまう自己免疫疾患の一つ。)に関連するグルテン遺伝子が多いことがわかっています。
これは、既に半世紀以上も前の話で、現在は品種改良に加えて遺伝子組み換え(GM)による新品種の開発がされています。病害耐性、殺虫剤耐性、環境耐性を持つ品種。。。
この後、ハイブリッド小麦摂取後の血糖値の急上昇や、統合失調症への影響も記されています。ここまで書くと、小麦が原材料になるものを見るとマイナス的な想像力が働かないわけにはいかなくなります(;´・ω・)
ですが、小麦由来の食品を摂っても何ら影響がない人もいます。しぐれのお母ちゃんもナンを食べて怠くなったのですが、それ以外は普通通りでした。なので、たまに美味しいパンやケーキをご褒美的に食べています。ただ、小麦に関する同様の書籍はかなり出回っているので、なんとなく普段の食生活は小麦抜きになってきました。この国では市場に出回っている食品にグルテンフリー表示を義務付けられていないので、小麦の摂取を意識するかどうかは個人の判断に委ねられています。
家に帰って作ったものは米パン。主食にはなってませんが、美味しさにはまってしまったので時々作るようになりました。スーパーでお目にかかることがまだ無いので手作りです。小麦のパンも米パンも選んで買えるようになるといいなと思うしぐれのお母ちゃんでした。
~今日も読んで頂きありがとうございました。明日もいい日でありますように✨
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