しぐれの子分①は、絵ばかり描いてて手の掛からない子供だったということを前回紹介しました。
わんこそば県に引っ越し、子分①は幼稚園を転園することになりました。小規模で一人一人の個性を大事にしてくれる幼稚園で、お絵描き、積み木、ブロックなど一人遊びを好み、他の子供達とも楽しそうにやってたのですが、熱中するとはまり込み、近くの池にお散歩にみんなで行った時に、積み木に熱中する余り何度声掛けしても反応がなく園に一人置いてかれたこともあったくらい…マイペースな子供でした。
マイペースと言うと聞こえは良いのですが、空気を読まない?空気を知らない?子供という感じだったかもしれません。ですが、常に前向きポジティブで周りの子供にも嫌われることがない。そんなキャラ故、誰かが困り出したのが小学校に入ってからでした。一番困ってたのが担任の先生です。
とにかくやる事が遅い。周りの子供達がやる事を済ませてるのに、子分①だけ終わってない。片付けはみんな終わってるのに子分①だけまだやり始めたところだったり、取り掛かってもいない。。。そんな日々のようでした。
全てが後手後手。本人にしてみると、自分が納得しないと始まらない、終わらないようにも見えました。そこに、彼が気になる事が周りから聞こえてくると、その事が気になり更に片付けが終わりません。なので、片付けるのも帰るのもいつも一番最後。誘ってくれる友達もいるのですが、片付けが遅いのでずっと待たせます。で、待ちくたびれた友達が帰り支度を手伝ってくれてやっと一緒に帰る…。そんなこともよくありました。
好きなお絵描きは学校でもしていて、3年生まで休憩時間にはノートに絵を描いていました。周りの子供は、そんな子分①を面白そうに見たり勝手に解説したり…子分①はそれでもマイペースに描く人でした。
担任は、周りの子供と外遊びを勧めに来ることが多くなり、やがて一人で絵を描く事がなくなっていきました。一人遊びが多いのは…体を使う事が少ないので動作が機敏ではありませんでした。事あるごとに担任から困っている話を聞く事が多く、子分①にお母ちゃんが言い聞かすことも増えてきました。朝起きもよくないし食べるのも遅い。全く子分①のオリジナル時計で動く子供でした。
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