うちのうさ神さまは、8月で満3歳になりました。あまり推奨されないかもしれませんが…お母ちゃんが採って来た野草や、畑で採れたニンジンやニンジンの葉っぱなどを食べたり、家族になでなでされたりと、日々元気に過ごしています。
もちろん、基本の牧草もケージの中で沢山食べているので、腸=超元気!です。ですが、うさぎの飼育では気を付けないといけないことがあり、困ったことになることもたまにあります。そういう時に家庭で出来る対症療法をうさぎのマッサージ大辞典を参考に紹介していきたいと思います。
顎関節マッサージ ~ 不正咬合のうさぎさんのために
【症状】不正咬合による過長歯、よだれ、食欲不振
【治療】伸びた歯を削り、正常な長さ、角度に切りそろえる
【マッサージで出来ること】不正咬合により顎関節の負担をやわらげ、顎の動きを早く元の状態に戻す
見た目の症状 〇食欲が急になくなる
〇食べたいのに食べられない
〇よだれで前足や口の下の毛が汚れる
〇苦しそうに歯ぎしりを続ける
不正咬合のため、かみ合わせが上手くできず食欲がなくなります。歯の治療をしてもすぐに正常な位置には戻らず、少し遅れて正常な位置に戻ります。顎関節が元に戻る間、歯は上手く噛み合わず、治療してもしばらく上手く食べられない状態が続きます。そうなることで食欲がなくなり腸内にガスが溜まり、ますます食べられなくなるという悪循環になるため、強制給餌とお腹マッサージ、顎関節マッサージで食欲回復に努めてあげましょう。ただし、マッサージをするタイミングはうさぎの様子を見て嫌がる時は無理にせず、落ち着いてできる時にしてあげましょう。
[マッサージ方法]
★うさぎの口の中は奥深く、顎関節は更にその奥にあるため、関節の位置が分かりづらいのですが、指先に当たる骨の感触を意識しながら位置を探る。
★マッサージは1日2回、1回1分。
★まず、顎関節の位置を中指で探り当てる。関節の位置は、耳が立っている状態で、耳の付け根から真っすぐ下に降ろした線と、口の端から下の歯に沿って伸ばした線がぶつかる所。
位置が分かったら、反対側の関節の位置にも中指を置き、両側より関節の上に丸く小さな円を描くようにゆっくりと軽くなでるマッサージを行う。
中指以外の手の位置は、親指は後頭部から首を軽く押さえ、他の指は顔の両側より頭を支えるように添える。正しく関節の位置に指を置くことがポイント。少しでも位置がずれると効果はなくなる。
このマッサージにより、顎関節が正常な位置に戻ろうとする筋肉(咬筋)の働きを強めることができる。
折しも、今日はお母ちゃんの歯医者の通院でした。人は歯を抜いても歯の治療をしても食欲はいずれ出てきます。ですが、うさぎは伸びる歯の調子が悪くなると食欲不振になります。うちのしぐれは口の中をお母ちゃんが診ることはできません。たまには獣医師に健診してもらうこともおススメします(*^-^*)
~今日も読んで頂きありがとうございました。明日もいい日でありますように✨
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