うさの好きなパリパリ落花生の葉っぱ。その本体売ります！🥜（後編）

（昨日のつづき）

ショッピングセンター内の産直コーナーの店先にいた可愛い童顔の女子大生風店長に挨拶すると、

「あ！こんにちは。こっちへどうぞ～」

と、奥の従業員用の小部屋に案内され、まず産直コーナーに出荷する人用指定のキャップを渡されました。

整理された明るい感じの売り場とは違い、そこは雑多なただの事務室でした。

「この帽子に名札を付けていつも被ってきてください。」

とのこと。しぐれのお母ちゃんのフルネームが印字されてます(;・∀・)　帽子を被っていないと、誰か分からない人が商品を持って行ってた、ということになるので…という話でした。なるほど。。。

パソコン画面で商品に付ける値札の印字方法の説明を教えてもらいます。子分②が後ろで聞いてるので、『あなたが主でやってもらうんだから！ちゃんと聞いてください…』ということで、少し前に出て、女子大生風店長から話を聞きます。試しにやってみますか？と言われて体験。そして、”落花生”、￥○○○、名前、バーコードが付いた値札シールが印字され、それを商品に貼ろうとしましたが、落花生を入れてきたのは黄色いネットの袋です。

「これは、シールがくっつかないので、裏技なんですが、こうします。。。」

と、結んだネットの残りを纏めた部分をシールの台紙の裏側とシールでサンド。

「こうするとくっつきます。でも、ネット袋で出される皆さん、タグをつけてらっしゃいます。」と言って、スマホで検索した商品付け用のタグを見せてもらいました。ですが、お母ちゃん的には、今聞いた裏技シール付けの方がいいのになぁ～と思いました。

そして、値札シールを持ってきた６袋の落花生のネット袋に付け、暖簾の向こうの売り場に案内してもらいました。女子大生風店長は、

「多分、売れると思いますけど。」

と言い、売り場の陳列場所に連れて行ってくれました。生落花生は他に商品が出ていません。子分②とお母ちゃんが持ってきた商品だけです(;・∀・)　これはいい感じ？？

ありがたいことに、連れて行ってもらった陳列場所は、売り場の地場産商品の一番前、お客さんがよく品定めしてる場所でした。

「じゃ、ここに並べてください。」

と言われ、子分②と一緒に６袋の落花生を並べました。

その後は、ネットで指定した時間に商品がどれだけ売れたか、メールが届くようになっています。ワクワクドキドキです(;・∀・)

女子大生風店長にあいさつし、搬入口から帰るように指示を受け、子分②はキャップを被ったまま段ボールを持ち暖簾の奥に戻り搬入口に向かいました。

搬入口では出入り時に受け付けで帰る時間と名前、名札の番号などを書き、いつもと違う出入り口から帰されることになりました。

子分②と、いつもこのショッピングセンターに来る時とは違う場所に、今度車で来た時にはどんな経路で搬入口に来れるかシュミレーションです。

店の外を暫く歩くと、見慣れない他の出入り口があったので、そこからもう一度店内に入り、車を置いてきたパーキング場所に戻りました。無事経路は確認でき、再度隣町畑に行き畑仕事をするかどうか考えましたが、この日は初めての出品に収穫も急ぎ、神経を使ったのか体はクタクタです。

「もう帰ろ。。。」

でも、折角のショッピングセンター。たまにしか行かないので、やっぱり何か買いたくなります(;^ω^)　目の前にあったカルディでクッキーと芋けんぴを買って車に戻りました。

家に着くと、使ったものを車から降ろし、家の片付け、洗濯物の取り込みなどバタバタです。でも、子分②は、先週行った釣りの釣果“オジサン”という笑える名前の魚としめ鯖をメインに晩ご飯を担当してくれました。あぁありがたい♨　もうお母ちゃんはここであの世に行っても大丈夫かな…(;^ω^)

とは思いませんでしたが、整理していた車から家に戻る前、スマホを見てみると、４点おおまさり売上情報が入ってます！！＼(^o^)／　家に入り子分②とハイタッチ。バイト先から戻っていた子分①とも。そして１９時には更に２点売上情報が届き、出荷した６袋全部が売れました。うれしいね～うれしいね～～(*^▽^*)　一日の疲れも吹っ飛ぶ喜びです。

晴天の日中、子分②とちまちま落花生の殻取りをしたので、落花生の価値を改めて知ることになりました。売れる落下生と売り物にならない落花生。１株に付く落花生は小さくて殻も付いていないようなものから大きい殻まで様々で、その中から売れるものを見極め、そのままだと土が付いてるので歯ブラシでゴシゴシします。この作業が落花生の値段が高くなる理由なのだと思います。

とりあえず、明日は収穫を休み金曜日また収穫して出荷することに。家に帰ってきたお父ちゃんも大喜びです。夜中まで掛けて”鬼”育苗した甲斐がありました(;^ω^)

そして、初売上の祝杯をあげ、明日に向けそれぞれの部屋に戻り明日の準備に向かいました。