(昨日のつづき)
こちらは、うさぎ品評会のテント下です。
昨日は、月夜料理といって、このジャンボうさぎのお肉の料理を食べられる店のポスターを紹介しました。ですが、こちらは大事に愛兎ジャンボうさぎを飼育している人達のうさぎを審査してもらっている様子です。
ジャンボうさぎ品評会にエントリーしているうさぎさん達の重さ別に審査員の方々に見てもらう畳の”ステージ”に寄ばれチェックを受けるのですが、どんなことを言われているのか、どこを見られているのか…?審査員は、うさぎさんの全身を触って耳を触って…。エントリーしているうさぎさん達の品定めポイントを?記録していきます。遠目に観ていてもよく分からないので、この畳審査コーナーの周りに置かれている品評会出場うさぎさん達のケージを見て回ります。
しぐれの子分②が、
「平成生まれのうさぎがいる!」
と言うので見に行くと、
「これは、去年特別賞をもらったんです!」
と誇らしげに語り始めたおじさんが居たので、興味深く話を聞き始めました。
おじさんの持ってきたジャンボうさぎさんは、他のうさぎさん達とは格段に小さめで3.9kg。それでも大きいですが、”ご長寿さん”というような、温厚なジャンボうさぎの中でも更におとなしそうな様子です。もう一羽、前回チャンピオンになった雌うさぎさんの飼い主でもあります。
「審査員の方達の審査は、何がチェックポイントなんですか?」
お母ちゃんは、一番気になったことを茶実ちゃんのお父さんに聞いてみました。
すると、
「いい質問です!それがね・・・。分からないんです。」
と、拍子抜けの答えが…。
審査員の方のうさぎを触る手つきは、動物病院にしぐれを連れて行った時に触る触診と似ているし、全身を触って確認しているのは、毛並みの良さをチェックしているのかもしれません。
ですが、ここで気付きました。だとすると、ジャンボうさぎさん達の違いが出るのは食べる餌の違いが大きいということです。なので茶実ちゃんのお父さんに、何を食べさせているのか聞いてみました。
「私は、人口餌は一切食べさせてません。水もやりません。野菜。キャベツ、にんじん、さつまいも。小松菜、ヨモギ、葛、たんぽぽ、ヒメジョオン、雑草ね。ごはん、うどん、ここら辺にも生えている木の葉っぱ。何でもいろいろよく食べます。ほら、このオオバコも食べますね~。」
品評会テントの下のうさぎさん達のケージの中には、所々、とうもろこしとさつまいもが入れられています。人にとっても栄養価の高い食べ物です。
おじさんが言う肝心の樹木について、言われたことをあまり覚えられなかったのですが、とにかく、うさぎが好きな食べるものをいろいろあげているそうで、特に驚いたのがご飯とうどんでした(◎_◎;)
勿論、お米と乾麺のうどんなのですが…。
驚く自分達に見せてあげようと、茶実ちゃんのお父さんは、駐車しているマイカーから”うどん”を取りに、
「ちょっと待ってて!」
と言って、走って取りに行きました。
しぐれのお母ちゃんも子分②も、乾麺のそうめんを食べるうさぎに目から鱗でした。それに、人口餌(=ペレット)を食べなくても牧草を食べなくても水をあげなくても元気に育てることができるんだ・・・と驚きでした。
「私、10才の頃からうさぎ飼ってますから!」
とうさぎ自慢のおじさんは、誇らしげに話を続けます。
(更に明日につづく)
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