黒うさぎのつぶやき

ネザーランドドワーフのしぐれと家族と畑の生活

みんな知ってる【うさぎ】の飼い方、うさぎを飼うことで癒やされる効果と気づきを紹介するブログです。

すずめの戸締り、アニメの裏側。

 

またまた昨日に続き、すずめの戸締りの映画を観た後の感想…ですが、今日は、別の視点からの話です。

 

また俺は関係なし?

 

しぐれのお母ちゃんは、今回の新海誠監督映画にもそれほど期待してなかったですが、予想に反して『良かったわ~!』と心の中で思いながらエンドロールを観ていました。ですが、そこで映し出される名前に中国人と思しき名前が多い…。

今に始まったことではないのですが、ちょっと調べてみました。

 

現在、中国アニメはネット配信プラットフォームが確立され、市場規模が更に拡大していて、逆に、日本のアニメ業界は年々縮小している状況なのだそうです。

 

アニメ業界では2008年頃から日本のアニメーター人材が中国のアニメ企業へ流出するようになってきたそうです。中国では、2000年代の初めから、国策として、アニメ制作施設を国が整備したり、国産アニメを制作する会社に税の優遇・奨励金の提供などアニメ業界の発展に力を入れてきたことと、中国アニメを国民に浸透させるため、海外アニメを規制し、放送枠を国産アニメが7割以下にならないようにしてきたとのこと。そして、2008年には、ゴールデンタイムでの海外アニメ放送を禁止し、2013年には衛星チャンネルで毎日30分以上の中国アニメ放送を義務付けるなど、徹底して放送局に介入してきたそうです。

その結果、中国のアニメ業界は目覚ましく発展してきました。

ですが、中国では他国アニメのキャラクターの模倣や著作権の侵害行為などが問題になっていて、日本のアニメーターを引き抜き、国内アニメの技術向上を試みています。

また、ある情報では、能力のあるアニメーターは日本のアニメーターの平均年収の3倍ほどだという話だそうで。。。

 

一方で、中国人アニメーターが日本で研修を受け、十分技術を得た後、中国に帰国することもあるということ。そして、日本のアニメ業界は、過酷な労働条件もあり常に人材不足です。なので、海外の研修生を使ってアニメを作ることも多く、中国から来るアニメーターも多くなるということです。彼らは、日本での企画や脚本制作に至るまでの技術を習得した後、優秀なアニメーターになって帰国していくので、日本国内でのアニメ業界では相変わらず低賃金で人材不足のままなのです。

 

更に、今までは、日本の原作を一部下請けとして中国企業に発注し、アニメ制作することが主流だったのですが、昨今では、中国から日本のアニメータ―に仕事を依頼することもあるそうです。日本のアニメーターの賃金は中国よりも1/3で済むのです。

ここまでくると、驚く以上に言葉も出なくなりそうですが、まだあります。

中国アニメ企業が日本国内でアニメ制作会社を設立し、日本人のアニメーターを雇用し、中国向けのアニメを作成する動きもでてきているそうです。そんな動きが出る背景には、中国でのアニメーターの採用条件が日本では殆ど無いような正社員採用だったり、日本でのアニメ制作に携わる条件よりもとても安定していることが第一のようです。

 

まだ“アニメ業界の中国化”に関しての情報はあるのですが、なんとなく知ってたけど深くは知らなかったお母ちゃんとあなたの為に、明日も続けてみたいと思います(^-^;

 

 

お母ちゃんはこのキャラをアニメ化してほしい

 

 

 

 ~今日も読んで頂きありがとうございました。明日もいい日でありますように✨

 

 

 

 

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