黒うさぎのつぶやき

ネザーランドドワーフのしぐれと家族と畑の生活

みんな知ってる【うさぎ】の飼い方、うさぎを飼うことで癒やされる効果と気づきを紹介するブログです。

しぐれが知らない土の上の話

 

一昨日。

隣町畑で最後の落下生を収穫、選別していた午後、近くの畑のおじいちゃんが様子を見に歩いてきました。

「落花生採ったんだ。幾つ採ったんだ?おれも落下生植えたさ。水で洗わねぇのか?」

いつか、しぐれのお父ちゃんが、落花生の土寄せをしていた時にも様子を見に来て、“落花生は、塩茹でした後、冷凍庫に入れといたらいい"と教えてくれたおじいちゃんです。

120株植えたことと、水で洗うと湿気が付くから良くないのでは?と答え、"出してる"ことを話すと、

「そうか。」

と納得。そして、歯ブラシで土を落とす作業をしていたのを見ると、"優等生だ!"と労ってくれました。その上、のらぼう菜の苗が沢山余ってるそうで要るかどうか聞いてきたので、お父ちゃんと

「欲しいです!」

と(*^-^*)!

 

欲しいです!

 

隣町畑は、未開墾の場所を開墾するのは一苦労なのですが、ご近所畑と市民農園にはハッピー豆の後に植えていない畝がまだ残っています。

いろいろ植えるものはあったのですが、心の中に『これ以上何を植えてどうすればいいのか…?』という考えが無意識にあったかもしれません。

とにかくやることが増えてきました。野菜を売ることも始めると、既に家の中でする家事は必要最低限になり、家族で分担してやっています。その時に、出来る人、時間が空いてる人が家の中で必要なことをする。家の掃除も風呂掃除も食事作りも分担です。元々自分は、やることを要領良くこなせるタイプの人間ではありません。食事を食べるのも家族の中で一番遅く、外食の時に注文したものが家族の中で一番後に運ばれてくると、家族の食後の待ち時間がとても長くなります。

 

俺の部屋の中もモノだらけ…

 

そういう訳で、無意識に…というか、もう少し休みたいと思ったのかもしれません。これからの時期は畝を放置しておいても雑草はあまり伸びてきません。

 

ですが、"のらぼう菜をあげる"と言われ、欲しい!と言ったのは、そのハッピー豆の後に植えてみたいと思ったからです。この土地に再び引っ越してきて、初めて知ったのらぼう菜の味。この土地ならではの野菜で、アクが無く何にでも使える葉物。主婦お母ちゃんは、調理に使っても、食べても美味しい野菜。家族みんなが好きなのらぼう菜。沢山貰えるなら喜んで植えたいと思ったのです。植える為の労力よりも食欲が勝ってしまいました(;・∀・)

 

教えられた畑に歩いていくと、2平米弱ほどの土に沢山生えているのらぼう菜の苗をスコップでドカッと掘り起こし、お願いした20株ほどを持ってきたポリ袋に包んで頂きました。『こんな植え方で育苗するんだ。。。』と、畑2年目のお父ちゃんもお母ちゃんも、感心して見ていました。周りの大きい畑で畑仕事をしている農家さんに比べると、まだまだひよっこ農家です。経験豊富な畑と農家さんのところに行くと、学ぶことがとても沢山あります。

20株程ののらぼう菜を頂き、家に持ち帰ると、落花生を買ってくれたお隣さんが、隣県の田舎から送ってくれたさつまいもをお返しにと持って来てくれました。作ってるのは90代のおばあちゃん一人だけ…👀

畑に行くと先輩農家さんが沢山いて、そんなベテラン農家さんからは沢山の学びを享受します。年齢から想像する働き以上の畑の知恵を沢山持っているのです。そんな方々と一緒に、お互い『土の上』で繋がっている畑仕事が出来ることがありがたく思います。

 

 

落花生の根っこは不思議な螺旋形

 

 

 

 

 ~今日も読んで頂きありがとうございました。明日もいい日でありますように✨

 

 

 

 

ポチっとしていただけるとうれしいです。

⇩⇩⇩⇩⇩⇩

にほんブログ村 うさぎブログへ
にほんブログ村