昨日の記事から続きます。。。
採れたにんじんとほうれん草の甘味に感動したしぐれのお母ちゃんでしたが、にんじんの味もほうれん草の味も、今まで食べてきたそれぞれの味と違うことが驚きで発見でした。
奇しくも、お母ちゃんは元々ほうれん草が嫌いです。今では食べるようになりましたが、子供の頃は、ほうれん草嫌いの子供を前に、お浸しばかり目の前に出され、それでも“栄養がある”と食べさせてこられました。なので、今でも、お浸しを作ることはなく、ほうれん草味がしなくなるような味付けの調理をします。
そして、お父ちゃんは生のにんじんが昔から嫌いだったそうで、生のにんじんスティックなどがお皿に乗ると食べません。
そんなほうれん草嫌いの母ちゃんも、にんじん嫌いのお父ちゃんも、普通に流通しているそれらとの違いを考えた時、これが、化学肥料や農薬などケミカルなものを加えられて育った野菜の味なのかな。。。ということでした。
そういえば、夏にミニトマトを食べた時も、“丸ごと甘い”、“苦みがない”と感じたのはそういえばそんな理由のような気がしました。
化成肥料を栽培時に使うのは当たり前と言うくらい普通に紹介されていて、また使用されています。うちでも市民農園を借り始めて半年ほどは、窒素・リン・カリウムの割合が8:8:8ずつ配合されている化成肥料を使っていました。それを使って作ったミニトマトもとても美味しかったのでしたが。。。
ただ、昨年のミニトマトは一昨年のものよりも虫の被害が多く、穴あきミニトマトが多くなりました。そこで、虫が寄り付かない薬剤が使用されるのです。昨年の夏は、穴の開いたミニトマトを前に、薬剤のことを何度も考えたものです。ですが、出来た時の野菜の味を想うと、それらを使わない栽培の工夫をした方が、後々の楽しみがきっと大きくなります。ですが、それは、そんなこだわりを持って作る人が作り、それに出会うこと食べる機会を増やすことです。
生産性を下げず効率的に栽培していくことで、スーパーに野菜が並び続けることも大事です。それは、スーパーやコンビニで24時間美味しい食品が並び続けられることができる理由と同じようなものです。それも大事で、そんな食品があるから今の生活も出来ているのです。美味しさと便利さ、それに健康を維持すること。。。食べるもので人はできてます。そのバランスが大事なのだと思います。
~今日も読んで頂きありがとうございました。明日もいい日でありますように✨
ポチっとしていただけるとうれしいです。
⇩⇩⇩⇩⇩⇩